642595 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

フィンとリーフのトラキア博物館

フィンとリーフのトラキア博物館

グレンラガン人物図鑑(1)

フィン:ここでは『天元突破グレンラガン』に登場した人物を取り上げていきます。あらかじめお断りさせて頂きますが、文庫版とコミックス版を主にしておりますので、まだ見ていないアニメ版などとは若干設定が違う可能性がありますので、その点はご了承ください。

なお、順番としては、名前・年齢・出身地となっています。

最終更新:09年6月15日:新たにカミナを追加しました。


No01

シモン:14歳(文庫版1巻・2巻・漫画版1巻~)→21歳(文庫版3巻・4巻):ジーハ村

この作品の主人公。地下にある小さな集落ジーハ村の出身で、ストーリーでは核となる顔型のメカ、小型ガンメン『ラガン』(ただし命名はカミナ)を操るパイロットである。
気弱な性格で引っ込み思案なところもあるが、冷静に状況を見据える判断力の持ち主で、暴走しがちなカミナのブレーキ役でもあった。同じ集落の仲間からは『穴掘りシモン』と呼ばれからかわれている。ジーハ村では手持ちのハンドドリルで村を広げる仕事をしていて、その際に自分の宝物でもある『コアドリル』を発掘し、これが後に『ラガン』発掘の手がかりとなる。両親は彼が7歳の時に村に起こった地震による崩落で死亡。後にその地震は獣人たちが操っていたガンメンと後に判明。気弱であったシモンが獣人たちと戦うきっかけとなった。
兄と慕っていたカミナの死後、精神不安定な状況にあった彼は獣人たちと戦い続けるもののあまりにも無謀な戦いぶりに立ち上げた『大グレン団』から反発を生んでしまい、ガンメン『ラガン』からも拒否されてしまう。しかし螺旋王の娘ニアと出会い、彼女の助言と螺旋四天王の1人グアームの戦いを経て立ち直る。
文庫版の2巻までは村の拡張の為に使っていたハンドドリルをずっと所持していた。味覚音痴であり且つ強力な胃の消化の持ち主で、普通の人では寝込むほど強力なニア(次回以降掲載予定)の手料理をおいしく平らげるのは彼と彼が飼っている小さなブタモグラ「ブータ」だけである。
螺旋王撃破のあとは数々の功績をたたえられ、新政府総司令官に就任し、螺旋王が治めていた王都テッペリンの跡地に築き上げた街『カミナシティ』を治めるようになる。やがて恋仲となったニアにプロポーズし、一度は断られる(ニアはプロポーズの意味を誤解して受け取っていたらしい)ものの、彼女からOKの返事を貰う。
しかしその直後ニアはアンチ=スパイラルのメッセンジャーとなり、街は巨大メカムガンの襲来を受ける。無事に退けたもののロシウによる暴徒化した市民を止めるクーデターに遭遇し、拘束された後に総司令の座を下ろされてしまい挙句の果てに『超弩級戦犯』として死刑判決を受けてしまう。執行までの間刑務所に収監されそこでかつて敵として戦っていた獣人ヴィラルと再会する。ヴィラルとの殴り合いのケンカと自分自身を見つめなおした後に、自分のなすべきことを見つける。やがて大グレン団のメンバーでシモンとは『グレン団』のときからの仲間ヨーコに救われ、ヴィラルと共にグレンラガンに乗り込み刑務所を脱出。再び総司令としての任についた。
アンチ=スパイラルとの最後の戦いの際に、超銀河グレンラガンに乗り込み、アンチ=スパイラルによってさらわれていた恋人ニアを救出。仲間たちとともに最後の敵アンチ=スパイラルを撃破する。
最後の戦いから数日後、シモンは恋人のニアと結婚式を挙げた。誓いのキスをした直後、仮想生命体だった彼女の体は消滅してしまう。
その後自分の宝物でもありラガンの核となった『コアドリル』をロシウに託し、ブータと共にカミナシティを立ち去った。
その後カミナシティで彼の姿を見たものはいないという・・・
(小説版では20年後にヤコウの村に井戸掘りとして現われ、2週間後に見事水脈を掘り当てた。その後この村に住む少年と星空を見上げていたらしい)


No02

カミナ:17歳(文庫版1巻・漫画版1巻~3巻):ジーハ村

シモンと同じジーハ村の出身で、人をひきつけるカリスマ性をもつ人情派の熱血男。巨大ガンメン「グレン」のパイロットで「大グレン団」の初代リーダーを務める。
物事すべては「気合い」で片付くと信じている。シモンの最大の理解者であり
シモンも彼のことを「兄貴」と呼んで慕っていて、カミナも「漢」として認め全幅の信頼を彼に寄せていた。
幼いころに父親に連れられて地上に出たこともあってか、ジーハ村で過ごす日々に閉塞感を持っていて、ジーハ村一番の荒くれ者として暴れまわっていた。その後念願が叶って地上に出てからは「グレン団」を結成しシモンたちとともに旅を始め、敵のガンメンを奪って自分のものにしてしまう豪快な戦いぶりを見せる。後に彼の活躍を聞きつけた多くの仲間が集い「大グレン団」に改名した。
ジーハ村の村長から強奪した日本刀を持ち、父親の形見のマントと髑髏の腕輪を愛用し、サラシを巻いているという風体である。彼かつけている赤いサングラスにはかけても視界が悪くならないように出来ているらしい・・・
ちなみにシモンの代名詞ともいえる「天を突くドリル」の命名者はカミナである。
仲間であるヨーコとは決戦お前に彼女の思いを受け入れ恋人同士となった。
しかしダイガンザン強奪作戦時に、シモンを援護するために仲間たちと共に最前線で戦うものの、螺旋四天王の1人チミルフとヴィラルの猛攻を受け瀕死の重傷を負ってしまう。その後パニックに陥っていたシモンを奮い立たせるために立ち上がり、シモンに気合いの一撃を浴びせる。
そしてグレンラガンの必殺技「ギガドリルブレイク」でチミルフを倒すものの、シモンに「漢の信念」を伝え息絶えてしまった。
その後残された大グレン団のメンバーが王都テッペリンを攻略し、新たに築いた街の名前を「カミナシティ」と名付けられ、街の公園にはカミナの銅像も建っている。
後に第4部(文庫版第4巻)にも登場し、多元宇宙迷路に囚われたシモンの前に現れ。シモンを激励し、多元宇宙迷路脱出を成功させた。


© Rakuten Group, Inc.